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伝統とモダンが調和する家

板倉の家&OMソーラー / 西濃エリア K様邸

  • 伝統的な板倉の技術とモダンが調和する家

    こちらの家は、伝統的な板倉の技術とモダンなキッチンデザインが見事に融合しています。また、OMソーラーを採用し、環境に優しい住まいです。

    家族で何度も話し合いを重ね、たくさんのアイデアを取り入れて作り上げたこの家は、まさに家族の絆が詰まった住まいです。

    外観はシンプルで洗練されたデザインですが、内観は板倉造りの温かみが感じられる空間となっており、そのギャップに驚かされます。特にオーダーのステンレスキッチンは、機能性とデザイン性を兼ね備え、ご家族の暮らしを快適にサポート。広いキッチンスペースは家族で調理ができる集いの場です。

    次の写真もぜひご覧ください。

  • 板倉・OMソーラーの家

    たくさんのことを家族みんなで調べて考えて建てた家

    OMソーラーと板倉づくりで環境にやさしく、暖かい住まいです。

    床、壁、天井全て国産杉の無垢材の板倉の家です。

    薪ストーブのある暮らし

    薪ストーブは150年の歴史を持つ、ドイツのmorso(モルソー)です。

    煙突がない???

    いえいえ、あります。煙突と言えば薪ストーブ上部から上についているイメージですが、こちらは背面から出ています。そのまま屋外へと出して、屋根の上まで延ばしています。

  • 温もりと機能美が融合したキッチンとダイニングスペース

    こちらのキッチンとダイニングスペースは、無垢材とステンレスが美しく調和した温かみのある空間です。

    無垢材の造作カウンターは、ダイニングテーブルを兼ねており、家族の食事や作業に最適です。

    シンプルで機能的なステンレスキッチンは、清潔感を保ちながら、使い勝手の良さを追求しています。

  • ステンレスシンクが映える機能的なオーダーメイドキッチン

    こちらのステンレスシンクを中心としたキッチンは、オーダーメイドだからこそできる、奥様のこだわりを形にした機能性とデザイン性を兼ね備えています。

    中央には作業スペースを設け、その下には食器洗浄器が組み込まれています。右側には流し台、左側にはガスコンロを配置し、窓の横には三段の水切り棚を設置。とても使いやすいレイアウトです。

    こちらは板倉造りの家ですが、キッチンで油や水が飛んで染み込まないよう、壁にはステンレスを張っています。

    奥様のこだわりを形にしたこのキッチンは、使い勝手の良さと美しさを両立させた理想的な空間です。

     

  • 板倉づくりのあらわしが映える和室

    リビングと一体として使える和室は親戚、友人など多くの人が集うK様には最適な間取です。

    板倉づくりの構造である『あらわし』はそのものが意匠(デザイン)で、和にも洋にも馴染みます。

    畳は炭化コルク畳を使用しています。

  • 炭化コルク畳の和室

    炭化コルク畳とは、畳の芯に炭化コルクを使用した畳のことです。

    西側に設けた地窓から、心地よい風が入ってきます。い草の香りに包まれた、癒しの和室です。

    〇メリット

    薬品や防虫剤を使わずして、ダニやカビの発生を防ぐ防虫・防カビ効果があり安心です。

    炭化処理により、自然な調湿機能と耐久性も向上し、健康的です。弾力性があります。

    △デメリット

    少し高価です。

  • 和室とリビングを仕切る障子戸

    障子戸にするか、フラッシュ戸にするかで迷われた結果、障子戸に決定しました。

    伝統的な木造建築ではりますが、『和』でも『洋』でも合います。

    三枚建ての障子引戸です。

    リビングと和室をやさしく仕切りながら、プライベートの確保もできます。

  • 一年中スリッパ要らずの家

    一年中スリッパ要らずのこちらの家は、板倉造りの家にOMソーラーを装備。風呂以外の全ての部屋の床に吹出口があり、家中の温度を一定に保ってくれます。

    【冬】OMソーラーで床暖房

    窓際のOMソーラーの『吹出口』からは、床下から暖かい空気が上がってきます。 床下が暖かいので、無垢の床も冷たくありません。

    【春・秋】OMを換気モードに切り替え

    驚きは『梅雨』の時期です。床がサラサラなのです。板倉の杉の壁、床、天井が調湿作用を発揮します。

    【夏】OMソーラーをお湯とりにフル活用

    夏場は不要の熱をお湯とりに最大限利用。天気が良ければ貯湯槽の湯温が50℃ほどに。

  • 機能性とデザインを両立した造作階段

    この造作階段は、部屋の中で見た目の美しさとバランスを保ちながら、機能性を兼ね備えた設計です。

    階段下は収納を兼ねており、限られたスペースを効率的に活用できます。

    シンプルで洗練されたデザインが部屋全体の雰囲気を引き立て、日常の利便性と空間活用、そしてデザインの調和が見事に実現されました。

    階段の角部分に立つグレーのダクトは、OMソーラーの立下りダクトです。目隠しでクロスを張ったりもできます。

    屋根の集熱ガラスで熱くなった空気が、屋根裏のファンによって、このダクトの中を通り、床下まで送られます。

  • 明るく開放的な2階スペース

    2階の子ども部屋にも、大きな窓からたっぷりと自然光が差し込み、明るく開放的です。

    もちろんOMソーラーの床暖房の暖かい空気は、吹き抜けを上がって2階まで昇ります。

    写真の手前は階段を上がった廊下。

  • 木の香りが睡眠を促進する寝室

    こちらは2階に位置する洋室です。右奥にはウォークインクローゼットと布団を収納する押入れがあります。

    天井にはロフトがあり、限られた空間を有効に活用できます。

    杉の香りには「フィトンチッド」と呼ばれる芳香成分が含まれており、交感神経を抑制してリラックスした状態を作ります。

    さらに、消臭効果と睡眠を促進する効果もあります。

  • 明るく快適な2階ホールの造作本棚

    2階へ階段を上がってすぐのホール(廊下)には、家族で使える造作本棚があります。可動棚を備え、収納の自由度が高く、本や雑貨を整理するのに便利です。

    ホールの南側はリビングの吹き抜けとつながっており、明るく開放的です。

    OMソーラーシステムのおかげで、北側の廊下でも冬暖かく、居心地の良い空間です。

    家族みんなで共用するのに便利な本棚と集いのスペースができました。

  • 美しい和のデザインが魅了する玄関ガラス戸

    こちらの玄関の引戸は、美しい和のデザインが魅了するオーダーメイドの杉框戸で、型板ガラスを使用しています。さりげなく均等を外した格子の配置は、お施主様のセンスが光るポイントです。

    板倉造りに見事に調和し、玄関から一歩入るだけでその引戸に惹きつけられます。

    型板ガラスがやわらかく光を通し、圧迫感がなく、開放的な玄関を演出してくれます。

     

  • 杉の無垢材を素敵に活かす玄関収納

    こちらの玄関収納は、造作家具として杉の無垢材を使用した引戸框戸が特徴です。

    こだわりは扉のデザインです。杉の板目の模様や自然な色の濃淡を立て向きに並べ、その上に横格子が均等に並ぶ。縦模様と格子が交差し、視覚的にとても美しい仕上がりです。

    杉には調湿効果があり、玄関の収納内を快適な湿度に保つことで、靴や小物類のカビや臭いを防ぎます。さらに、無垢材の優れた耐久性と経年変化による味わい深さによって、長く使うほどに愛着を持てる収納家具となります。

たくさんのことを家族みんなで調べて考えて建てた板倉の家

K様の家づくりのスタートは、自然環境に負担をかけたくないという思いから始まりました。

「断熱材は樹脂系やロックウール系のものは避けたいし、接着剤や下地合板なども、より安全性の高いものを使用して欲しい」というご要望をしっかりと伝えていただきました。

太陽熱を利用して家全体を暖めるOMソーラーシステムについても、かなり勉強されていました。

できるだけ廃棄の負担が少ない物をという思いで、一つ一つ丁寧に調べ、多くの質問もいただきました。

その結果、安全で健康にも配慮した家が自然と出来上がったのではないでしょうか。

ご家族の思いが詰まった、とても素敵な和風モダンな家で、末永くお幸せに。


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