国の補助金!2024年度版
窓リフォーム×子育てエコホーム支援事業の合わせ技!解説
子育てエコホーム支援事業とは?
エネルギー価格上昇に影響を受けやすい「子育て世帯」や「若者夫婦」に対して、省エネ性能の高い新築住宅の取得や住宅の省エネ改修を支援する取り組みです。 これにより地球温暖化対策に向けた2030年・2050年の目標に寄与することが期待されています。 |
子育てエコホーム事業は『新築』か『リフォーム』かで補助内容が異なります!
こちらでは『リフォーム』の補助金についてお伝えしていきます。
〈補助対象外の例〉公式HP「よくある質問」より
・ネット購入後に取り付けを依頼したい
・ネット購入して、自分で取り付けたい(DIY)
・中古の製品は対象? etc.
上記のような場合は対象外です!
「子育てエコホーム」のリフォームは全世帯が対象!
子育てエコホームは補助事業のネーミングから、子育てや若者世帯しか受けられないと思われがちですが、それは新築に限っての要件です。リフォームは全世帯が対象です!
その全世帯対象の内、子育て世帯と若者夫婦世帯がリフォームする場合は1戸あたりの上限補助額が高く設定されています。
「子育て世帯」とは申請時点において、18歳未満の子どもさんがいる世帯のことです。ちなみに契約者のお孫さんが18歳未満でも対象です。
「若者夫婦世帯」とは申請時点において、先ず夫婦である世帯で、更に夫婦のどちらかが39歳以下であることがあげられます。ちなみに、契約者と同居する若者夫婦も対象です。
【注意】但し、子育て世帯の「18歳未満」と若者夫婦世帯の「39歳以下」は工事の着工時期によって異なるので要注意!
補助対象期間
令和 5年11月2日以降に工事着手し(契約日は問わない)、令和 6年12月31日までに工事が完了するもの
☆予算上限に達するまで
(遅くとも令和 6年12月31日まで)
リフォーム最大補助額
最大 20~60万円 / 戸
※最少補助額は5万円(合計補助額が5万円未満は対象外)
・補助金額は各工事で細かく設定されています。
・対象リフォーム工事の補助額を合算します。
《1戸あたり要件別上限》
1)は令和5年11月2日以降に自らが居住するための既存住宅を100万円以上(税込)で購入し、売買契約から3か月以内にリフォーム工事の契約を結んだ場合
2)、3)は自ら居住する住宅でリフォーム工事を行う場合に限る
※世帯属性の「その他の世帯」は法人、管理組合を含みます
子育てエコホーム事業の対象工事
《 必須工事//任意工事 》
「子育てエコホーム」の対象工事には「必須工事」と「任意工事」があり、任意工事のみでの申請はできません。
『必須工事を含む補助額』が5万円以上で補助対象!
表の解説(※1・※2)
* A ①~③の中にある対象工事の内、1つでも行えば A 必須工事OK
* A 必須工事のみで、合計補額が5万円以上で対象
* A 必須工事 + B 任意工事④~⑧の合計補助額が5万円以上で対象
たくさんのリフォーム工事が対象です!気になっていたリフォームがあるか探してみてましょう!
※対象製品は事務局に登録されたものに限ります。
《対象工事の内容》
A 必須工事(いずれか1つでもOK)
①開口部の断熱改修・ガラス交換 ・内窓設置 ・外窓交換 ・ドア交換 【補助額 3,000~49,000円/枚or箇所】
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②外壁、屋根・天井、床の断熱改修・外壁、屋根 ・天井 ・床 【補助額 40,000~151,000円/戸】 ( 部分断熱の場合 ) 【補助額 20,000~75,000円/戸】 |
③エコ住宅設備の設置・太陽熱利用システム ・高断熱浴槽 ・高効率給湯器 【補助額 30,000円/戸】 ・蓄電池 【補助額 64,000円/戸】 ・節水型トイレ 【補助額 20,000 or 22,000円/戸】 ・節湯水栓 【補助額 5,000/戸】 |
B 任意工事
④子育て対応改修1)家事負担軽減・ビルトイン食器洗器 ・掃除しやすいレンジフード ・ビルトイン自動調理対応コンロ ・浴室乾燥機 ・宅配ボックス 【補助額 11,000~23,000円/戸】
2)防犯性向上・外窓交換 ・ドア交換 【補助額 22,000~54,000円/箇所】 |
3)生活騒音への配慮・ガラス交換 ・内窓設置 ・外窓交換 ・ドア交換 【補助額 3,000~37,000円/枚or箇所】
4)キッチンセットの交換を伴う対面化改修【補助額 90,000円/戸】
⑤防災性向上改修・ガラス交換 ・外窓交換(防災安全合わせガラス等) 【補助額 7,000~41,000円/枚or箇所】 |
⑥バリアフリー改修・手すりの設置 ・段差解消 ・廊下幅等の拡張 ・衝撃緩和畳設置 【補助額 5,000~28,000円/戸】
⑦エアコンの設置・空気清浄機能 ・換気機能付きエアコンの設置 【補助額 19,000~26,000円/台】
⑧リフォーム瑕疵保険または大規模修繕工事瑕疵保険への加入【補助額 7,000円/契約】 |
【ご注意】断熱改修は製品等の断熱性能(省エネ基準レベルとZEHレベル)の違いにより、補助額が異なります。
リフォーム補助金の\\裏ワザ//
「子育てエコホーム」の対象工事には「必須工事」と「任意工事」があり、任意工事のみでの申請はできませんが、「住宅省エネ2024キャンペーン」を上手に併用すると、他事業の工事を「子育てエコホーム」の「必須工事」の代わりにできる裏ワザがあるのです!
住宅省エネ2024キャンペーンを上手に活用!
子育てエコホーム事業と先進的窓リノベ事業、給湯省エネ事業の3つの省エネ補助事業をまとめて「住宅省エネ2024キャンペーン」と呼びます
ズバリ!ポイントは3つの補助事業を賢く併用すること!
合わせ技1.子育てエコホームの「任意工事」をやりたい場合
先進的窓リノベまたは給湯省エネにおいて交付が受けられる場合(もしくは交付決定を受けている場合)は、例外的に子育てエコホームの必須工事を含んでいるものとみなされます!
例えば先進的窓リノベの「窓リフォーム」をもって、子育てエコホームの「必須工事」を行ったとみなされるというわけです。
◆『キッチンリフォーム』と『LDKの窓リフォーム』の合わせ技
◇窓リフォーム補助金 182,000円(子育てエコホームの必須工事とみなされる) ◇キッチンリフォーム補助金 53,000円(子育てエコホームの任意工事) 補助金合計 235,000円 |
合わせ技2.子育てエコホームの下限5万円の壁を2万円に引き下げ!
先進的窓リノベまたは給湯省エネにおいて交付が受けられる場合(もしくは交付決定を受けている場合)は、例外的に子育てエコホームにおいて、1申請当たりの補助額が2万円以上であれば申請の対象になります!
◆『トイレリフォーム』と『トイレ・洗面室の窓リフォーム』の合わせ技
◇窓リフォーム補助金 58,000円(先進的窓リノベで交付条件クリア) ◇トイレリフォーム補助金 22,000円(子育てエコホームが補助金2万円以上で申請対象) 補助金合計 80,000円 |
【ご注意】
制度の適用にはこの他にも様々な条件があります。尚、当HPは戸建ての方向けに、発表内容を基に作成しておりますが、補助事業公式HPの内容と差異があった場合はそちらに準じていただけますようお願いします。
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